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アニメと写生文

アニメにおけるリアリズムについて思考するとき僕が最初に考えるのは「文学」だ。周知のように映画はカメラに映った光をそのままフィルムの上に保存する、つまりは生の、リアルそのもののメディアなので「リアリズム」という思想自体があまり用をなさない。…

文士と薬物・序説

大正・昭和期の文人の文章を読んでいるとベロナールやらジアール等の普段聞き慣れない薬物名をちょこちょこ見かけるので気のままに引用などしてみながら当時の文壇ドラッグ・カルチャーに一抹の光を当ててみたいと思い至った次第である。 床に横になると、舌…

オタクの帰郷~吾妻ひでおと色川武大~

吾妻ひでおの漫画を読んでいるとわたしはどうしてもそこに色川武大の文章をクロスオーバーさせたくなる。例えば「帰り道」や「地を這う魚」(と続編の「夜の魚」)のようなシュールレアリスム文学的な傾向が強いとされる作品に、 麒麟が部屋の隅に入ってきた…