『失われた未来を求めて』&仕事履歴(2021)

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あるいは私の想像力の乏しさによるのかもしれないが、私には依然として本こそあらゆるメディアの中でもっとも完璧なメディアのように思われる。[…]それは後の何世代かの人間に受け継がれる機会を高める複製芸術であり、執筆され印刷されて以降の過去の時間の痕跡が一緒に書き込まれた、開かれたタイムカプセルである。そのタイムカプセルの中では、あるテクストのどの版も、それぞれ廃墟と似通っていなくもないユートピア的空間であることが明らかになる。そのユートピアにおいて死者たちは雄弁に語り、過去は甦り、文字は真実となり、時間は止揚される。
[…]すべての本と同じように、本書もまた、何ものかを生き延びさせたい、過ぎ去ったものを甦らせ、忘れられたものを呼び覚まし、言葉を失くしたものに語らせ、なおざりにされたものを追悼したいという願いによって原動力を得ている。
(ユーディット・シャランスキー『失われたいくつかの物の目録』細井直子訳、河出書房新社、二四~二五頁)


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福嶋亮大『ハロー、ユーラシア 21世紀「中華」圏の政治思想』書評
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