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クリスチャン・ラップ

クリスチャン・ラップ Christian rap

静かな流行となっている音楽の一種。キリストのメッセージを乗せたラップ。前向きなミュージシャンたちが力強いビートに乗せて健全なメッセージを伝える。クリスチャン・ラップで特筆すべき成功例はDCトークで、リバティー大学(政治団体「モラル・マジョリティー」の設立者で、テレビでおなじみの福音伝道者でもあるジェリー・フォルウェルの出身校)出身から登場したこのとことん潔癖なトリオは、発表した3枚のアルバムがそれぞれ50万枚以上の売上げを達成している。クリスチャン・ラップの周辺的存在にはビルボード誌には無縁のS.S.MOB(ソウル・サーヴィング・ミニスターズ・オン・ボード)やT-ボーン、またロス・アンジェルスの元ギャングメンバーでギャングスタ・ラップのイメージと主の言葉をうまく重ね合わせるゴスペル・ギャングスタズなどがいる。この話はニューズウィーク誌で全国的に伝えられ、その後ヴァイブ誌やイギリス版ヴォーグ誌などといった幅広い雑誌で紹介された(ヒップホップ風の言葉を使った聖書『ブラック・バイブル・クロニクルズ・サヴァイヴァル・マニュアル・フォー・ストリーツ』[1993]もまた全国の新聞で紹介された)。(「オルタ・カルチャー」スティーヴン・デイリー(編集) 吉岡正晴(翻訳))